2月28日、明王院を訪れた後、バスに乗って鎌倉駅に戻りました。そして、駅から徒歩で英勝寺へ行きました。英勝寺は、太田道灌ゆかりの地に徳川家康に仕えた英勝院(お勝の方)を開基として建立された由緒あるお寺で、鎌倉唯一の尼寺です。

英勝寺は現在山門を復興中ですので、山門から境内に入ることはできず、脇の小さな門から境内に入りました。境内に咲いている草花に目をやりながら、仏殿へ。仏殿の前には案内板があり、それを読むと、なんと、本尊の阿弥陀三尊像は運慶作と伝えられているそうです。受付で頂いたしおりには、「徳川三代将軍家光公寄進による運慶作の阿弥陀三尊如来像」と書かれていました。
仏殿の窓は鳥などが中に入らないように普段は閉じられていますが、お参りする時は開けることが出来ます。扉を開け、中を見ると阿弥陀三尊像が静かに祀られていました。

次は祠堂へ。建物の中に管理されていますが、非常に華麗な色彩を持つ祠堂で、一見の価値ありです。
また鎌倉のお寺で竹林と言えば、報国寺を思い浮かべる方が多いと思いますが、英勝寺にも竹林があります。報国寺の竹林に引けを取らない良い竹林です。


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