2月22日に護国寺を訪れた時、真言宗豊山派の「光明」という雑誌を頂きました。そこに「選択肢」という記事が載っており、カンダタの計が紹介されていました。

カンダタとは、芥川龍之介の蜘蛛の糸に出てくる人物です。自分が掴んでいる蜘蛛の糸に地獄の亡者たちがついてくるのを見て、「これは俺の糸だ。お前たちは下りろ」と言いました。するとその瞬間に糸が切れてしまいました。

YouTubeに蜘蛛の糸をベースとした「地獄の人参」という話がありましたので、以下に紹介します。

まんが日本昔ばなし 「地獄の人参」


カンダタは言葉の選択肢がいくつかありました。「気をつけて登ってこい」とか「安全だと分かってから一人ずつ来い」などです。しかし、カンダタは自分が得をすることしか考えませんでした。よって、最悪の選択をしてしまいました。
日々の生活において、私たちはいくつかの選択肢の中からあるものを選ぶという場面が多々あります。そのような時、自分も他人も心が豊かになるのを選びたいものです。
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