お釈迦様が般涅槃されてから実に多くの歳月が流れました。しかしその間、お釈迦様が忘れられてしまうことは一度としてありませんでした。
画家のゴッホが手紙に次のような言葉を書き残しています。
「死者を死んだと思ってはいけない。(死者を思う)生者のある限り、死者は生きている」
私たちが手を合わせて「南無釈迦牟尼仏」とお唱えする時、お釈迦様は生きていらっしゃるのです。
道元禅師もおっしゃっています。
「世尊の命根、なんとしてかまた諸人の手裏にある(お釈迦様のお命は、まったく私たち次第なのです)」
毎年の涅槃会の日。自分の考えも及ばないほどのたくさんの方々が世界中でお釈迦様に手を合わせていると思うと感動を覚えます。
記事は「これを読んで下さった方。どうかあなたもお釈迦様のことを忘れないで下さい」という文章で締めくくられていました。
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