「玉は琢磨によりて器となる。人は練磨によりて仁(ひと)となる。いずれ何の玉かはじめより光ある。誰人か初心より利なる。必ずみがくべし。すべからく練るべし」

道元禅師のお言葉で、意味は分かり易いと思います。

 原石は磨くことによって宝玉になる。人も修養することにより仁を持つ人間となる。どの原石がはじめから光り輝いているであろうか。どの人がはじめから衆生を利することができるであろうか。必ず自分自身を磨くべきである。必ず自分自身を練るべきである。

何も余計な解説はいらないと思います。日々、自分を磨き、練ること。それをするのに特別なことをする必要はありません。日常生活の中で実践することができます。
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