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宝戒寺の次は寿老人を祀る妙?寺です。妙?寺は「鍋かむりの日親」と呼ばれた日親上人ゆかりのお寺です。欅(ケヤキ)一本造りの寿老人像と石像の寿老人が境内に祀られています。寿老人は人々の安全と健康を守り、長寿を司る福神だそうです。また、お供の鹿は三千年の長寿を象徴しているそうです。

次は恵比寿様を祀る本覚寺へ。恵比寿は古く関東では夷尊神と書かれたそうです。確かに夷様が祀られているお堂も夷尊堂と書かれています。夷様は商売繁盛、家運隆盛、縁結び、五穀豊穣の福神だそうです。
納経所へ行くと「にぎり福」が売られていました。
案内板によると、にぎり福は800年前に源頼朝公創建の夷堂に由来する縁起ものだそうです。鎌倉幕府守護の夷はやがて商売繁盛をはじめ良きものを授けてくださる神様として信仰を集めるようになったそうで、にぎり福の御利益は、愛・健・財・学・福の五つです。



そして、安養院へ。安養院へ行く途中、鎌倉三十三観音十三番札所の別願寺の前を通ったのでお堂を見ると扉が開いていました。当日は初観音の日でしたので、札所本尊の魚藍観音様にお参りをしました。安養院では、御本尊の観音様を拝観しながら、お参りをすることができました。安養院はツツジの季節には混雑しますが、それ以外の季節は混雑することもなくお参りができ、お参りしている方も丁寧にお参りしている方が多いので、巡礼のお寺という気がします。

その後、長寿、家禄永遠を司る福神である福禄寿を祀る御霊神社、出世、開運、財富招来の福神である大黒天を祀る長谷寺、技芸上達、幸福・財宝を招く福神である弁財天を祀る江島神社を訪れました。
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