ある本に書かれていた文章です。

「病気になったのは先祖供養をしなかったからでしょうか」とか「人生何をやってもうまくいかないのは、お仏壇をお祀りしていないからでしょうか」、あるいは「どのような仏様を信仰すれば人生が開かれるでしょうか」などと尋ねる人がいます。

そのような方には「それらのことよりも、便所掃除がしっかりできることですよ」と言ってあげる。
大したことをするのではなく、自分の身近なことがきちんとできる。人間としての基本がしっかりできる。身の回りが清潔にできる。これだけのことさえしっかりできれば、生活は正され、病気も治り、人生も開けていくことは間違いないからだ。

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「人間として当たり前のことができていない者は、何をやってもうまくいかない」、そう思います。神仏にお願い事をする前に人間として当たり前のことができているか、日常の自分自身をよく観察してみることが大切です。
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