鎌倉、室町幕府および天皇家からの帰依を受け、苔寺や天龍寺の庭園を造った高僧・夢窓疎石の言葉がある本に載っていました。

古来より、仁人は山の静かなることを愛し、智者は水の清らかなることを楽しむと云われているではないか。私が庭を作ったりすることをそんなにとがめだてしないでほしい。私は庭によって、自分の心の清らかさをみがこうとしているのだから…

これに対して、「庭作りをすることの弁明のようにもとれるが、心の清らかさをみがくために作庭をするのだといっている」と本の筆者は書いていますが、私は夢窓疎石の人間性が感じられる文章だと思いました。夢窓国師のような人物でも、色々悩みながら自分自身を磨いていたことが分かります。
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