従兄弟の元服式にあたり、吉田松陰が武士の心得を七ヶ条にまとめた「士規七則」での言葉
・徳を磨き優れた人間に達するには、恩師と益友の助けによるところが多い。ゆえに君子は人との交流は慎重に行わねばならない。
・「志を立てることを全ての始まりとする。交流する相手を選ぶことにより仁義の行為を学ぶ。書を読み先達の遺訓を学ぶ」。武士はこの言葉を真に理解し、実践できるならば、成人となる。
まず志を立てること。その上で良き人と交わること。更に良き書を読んで先人の教えに学ぶこと。友とは、広く書物や先人、師のことも指すことを心得て、良きものと縁を結んで己を磨くことです。
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書かれているように良き友と出会い、交流することはとても重要ですね。
自分がある方を良き友と思い、その方と交流したいと思っても、その方が自分を良き友と思わなければ、真の交流はできません。日頃から自分で自分を磨いておくことです。
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