近鉄河内長野駅で下車し、南海バス乗り場へ。金剛寺と観心寺の両方へ行きたかったのですが、あまり時間がなかったので、どちらかのお寺だけを巡ることに。バスの時刻表を見ると、観心寺行きのバスの方が金剛寺行きのバスより早く出るので観心寺へ行くことにしました。

バス停「観心寺」で料金310円を払い下車するとお寺の方向を示した案内板があり、その方向に歩いていくと観心寺入口に到着しました。恥ずかしながら私の観心寺に関する知識は国宝の如意輪観音像が祀られているしかなかったのですが、入口に向かうまでに楠木正成公の銅像があったり、お寺の案内板など読み、南北朝時代に南朝の拠点になっていた歴史などを知りました。

そして受付で拝観料を払い、境内に入りました。本堂(金堂)へ向かう石段を登っていると途中で霊宝館があると書かれていましたので、そちらに寄りました。秘仏本尊の如意輪観音像のお前立ちであったと考えられる試作如意輪観音像など、重文の仏像が多数有り、見所満載でした。

観音堂へ向かう石段を更に登ると厄除巡拝道というのもあったのですが全部巡ると時間がかかりそうだったので、まずは金堂へ行きました。お堂は中に入ってお参りできるようになっていたので、中に入りました。日本三大如意輪観音として、室生寺、神呪寺、観心寺の観音像が紹介されていました。籠神社で日本三大如意輪観音の話を宮司の方から聞いたのを思い出し、「その話も来年の観心寺の御開帳に来るようにという大きな流れの一つだったのかな」と感じました。

お堂の中央に「仏様の拝み方」が掲示されていたのですが、良い内容でしたので別の記事で紹介したいと思います。堂内は私一人だけでしたので、書かれていた「仏様の拝み方」に従い、お参りをしました。如意輪観音像を納める厨子の扉は閉じられており、観音様を直接拝観することは当然できませんでしたが、堂内は心地よく、直接拝観できなくても観音様のありがたさをしっかり感じることができました。

石段を少し下り、厄除巡拝道(日本唯一の星塚)を巡りました。受付で頂いた案内には、
 金堂をとりまく七つの星塚(北斗七星)は弘法大師が厄除けのために本尊と一緒におまつりしたものです。昔から、この星塚を一巡することで、その年の厄が払われると云われております。厄年の人はもちろんそうでない方も年に一度は巡拝下さい。
と書かれてありました。
一巡は約10分ですと書かれていましたが、途中に四国八十八ヶ所お砂踏み道場などもあり、それなりに時間がかかりました。

お参りした後、寺務所で御朱印を頂く際、お寺の方と色々話をしました。こちらから話しかければ、どの寺社でも丁寧に教えてくれることを再認識しました。
如意輪観音像の御開帳日は毎年4月17,18日ですが、来年の4月18日は土曜日です。そこで、お寺の方に「来年の4月18日に来ます」と約束をし、観心寺を後にしました。
観心寺も道明寺と同様に訪れて良かったと素直に感じるお寺でした。秘仏の観音像を拝観できなければ訪れる意味がないのではないかと思っていた自分は、つまらない考えを持っていたと思います。

観心寺金堂
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