霊能番組ブームに懸念 悪質商法の広がり背景(朝日新聞) - goo ニュース
gooニュースに載っていた記事です。

 内容は悪質な霊感商法に騙される人の数が年々増加している。その一つの原因として、「オーラ」や「スピリチュアル」を肯定的に扱うメディアの責任があるのではないかという記事です。

 悪質な霊感商法を行っている人が一番悪いのは決まっていますが、そのようなものを安易に信じてしまう要因の一つとして私は「現代の多くの日本人は、宗教に関するきちんとした知識に欠けている。」もあるのではないかと思います。

 例えば、緑のgooで"霊能力者"と検索すると、約53,100件でてきました。また"スピリチュアル"はそのおよそ10倍の約517,000件もありました。霊能力者を名乗る人の文章やスピリチュアル関連で霊の話を書いている人の記事を読むと、宗教の知識があると明らかにおかしいと分かることが書いてある場合が少なからずあります。宗教の知識があるとそれだけでこの文章を書いた人は信じられないと分かります。まずは日頃から伝統宗教のしっかりした方が書かれた本などを読んだり、お寺に行って住職の話を聞いておくことです。でもこれは多くの人にとって難しいことです。そこで、もし霊的なことで相談したいことがある場合は、
(1) 檀家になっている寺院があれば、そこの住職に相談する。
(2) (1)のようなお寺がない場合、伝統宗教の祈願寺に相談する。祈願寺とは、檀家のない、祈願を専門としたお寺のことです。このようなお寺では人生相談を受け付けている所がありますので、そこで相談しましょう。

 悪徳な霊感商法は絶対に許せません。一人ひとりがしっかりした対処法を持ち、このような商売が通じなくなる日が早く訪れてほしいです。
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