春日大社を訪れるのは本当に久しぶりで、本殿でお参りをした後、朱印所に御朱印を頂くために行きました。
私は
「御朱印をお願いします」
と言い、朱印帳を朱印所の方に渡しました。
朱印所の方は朱印帳を受け取ると、朱印帳に印などを押し、
「はい、どうぞ」
と言い、朱印帳を私に返しました。
わたしはそれを受け取ると
「ありがとうございます」
と言い、それで朱印所を後にしました。
境内を散策していると夫婦の大黒さんを祀っている夫婦大国社があったので、そちらでお参りをしました。
御朱印も頂けるようだったので、先ほどと同様に、
「御朱印をお願いします」
と言い、朱印帳を朱印所の方に渡し、印などを押して頂いた朱印帳を受け取りました。
先ほどはこれで朱印所を後にしたのですが、夫婦の大黒さんを祀っているのが珍しいと思ったので、そのことについて朱印所の方に尋ねました。すると親切に色々と教えて頂き、気持ちよく夫婦大国社を後にすることができました。
今回なぜ上のような文章を書いたかというと、ある方から朱印所での対応に関してメールを頂いたからです。
朱印所の対応、特に大寺社の場合は最初に書いたような場合がほとんどのため、巡礼初心者の方は物足りなさを感じることがあると思います。
朱印所の方が向こうから話しかけてこないのは、以前ブログで書いた
「自分がして欲しくないことは、他人に勧めてはいけない」
からだと思います。
寺社めぐりをしていて朱印所を訪れる方の理由は様々です。純粋に巡礼している方もいらっしゃいますし、スタンプラリー感覚で訪れる方もいます。スタンプラリー感覚で訪れている方は別に朱印所の方と話をしたいとも思わないでしょうし、純粋に巡礼している方でも人には言えない理由によって巡っていることもあります。ですので、話したいことがあれば、向こうから話しかけてくるというスタンスで朱印所の方はいるのだと思います。
物足りないと感じている方は、朱印所で自分一人の時などに朱印所の方に何か質問をしてみるのはどうでしょうか。私の経験では、どなたも親切に答えてくれますし、それによってお寺の印象が大きく変わることもあります。西国観音を随分前に結願した方に「どのお寺が印象に残っていますか」と聞いたところ、「お寺の方と話をしたお寺が印象に残っている」と言われました。私も昨日の記事で法案寺のことを書きましたが、お寺の方と色々と話をして良い印象を持ったので、今も訪問しています。
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