深川不動堂では1月を除く毎月1日に写経大会が開かれており、本日(2/1)、写経大会に参加しました。今日は平日だったので有給休暇を取りました。有給休暇を取ってお寺で写経する人はきっとそんなにいないと思います(笑)。

 東西線の門前仲町駅のホームから地上に出ると直ぐ出店が目に入り、今日がご縁日であることを実感しました。ちなみに深川不動堂のご縁日は1,15,28日です。参道の出店を眺めながら境内に入ると、今度は節分の豆まき用の舞台が目に飛び込んできました。本堂に向かう階段の九割ぐらいの幅を占めていて、左右に人が一人通れるぐらいの幅しか空いていませんでした。そこを通り本堂に行き、11時の護摩が始まるのを待ちました。この日も護摩の参加者は多く、本堂は平日にもかかわらず人でほぼ一杯でした。しかし先月の護摩とは違い、いつもの護摩に戻ったような気がしました。

 護摩の後の法話は節分会についてでした。午前中に子供による豆まき、午後に大人による豆まきがあるそうです。午前中の方が人が少ないので混雑を避けたい人は午前中に来たほうが良いそうです。また写経大会の前にも法話があってそこでも節分の話だったのですが、面白いと思ったのは以下の二つです。

(1) 成田山の豆まきでは、「鬼は外」とは言わないそうです。これはお不動さんが鬼をも救うからだそうです。
(2) 有名寺院ではよく芸能人の方が豆まきをしますが、豆まきは厄をおとす、つまり厄→やく→役から「役をおとす=役をなくす」といくことで豆をまくのを嫌がる人もいるそうです。芸能界は厳しい世界なので、縁起を担ぐ方も多いのだと思いました。

 11時の護摩が終了した後、内仏殿でお参りをして、昼食を取るために一旦境内を出ました。(つづく)
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