4月7日、本屋さんを訪れた際、NHK100分de名著「法華経」がありましたので、購入しました。

購入した理由は2つあり、1つ目は、お寺めぐりをしている者として、古来より多くに人に信仰されている法華経はその内容をきちんと理解したいと常々思っているからです。2つ目は、以前、NHK100分de名著「般若心経」を買い、内容がとても良かったので、NHK100分de名著の本ならば内容に信頼ができると思ったからです。

前書きを読んで以下の文章が良いなと思いました。

インドではお経の内容はみんな理解できました。釈尊はマガダ語で教えを説きましたが、弟子に「その地域で語られているめいめいの言葉で語りなさい」と言っていたからです。中国ではそれが漢訳されました。中国語になったわけですから、たとえ字が読めなくても読んで聞かせてもらえればみんな理解できたことでしょう。

ところが日本では、お経は漢訳の音読みという形で広まりました。ですからほとんどの人にとって意味は分からない。六世紀の仏教伝来以来、私たちはその内容を知らずに千五百年ほどを過ごしてきたわけで、これは本当にもったいないことです。お経は現代語訳してもっとみんなに知られるべきだ。私はそう考えました。


1回目の放送は終了していますので、2回目から放送を見ながら学びたいと思います。
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