静岡浅間神社でお参りした後、静岡市文化財資料館で「幻の大寺 建穂寺」展に行きました。入館料は200円でした。

建穂寺(たきょうじ)については、恥ずかしながら全く知りませんでしたが、飛鳥・奈良時代から明治時代の神仏分離令よって廃寺になるまで、駿河を代表する大寺院だったとのこと。展示会では、明治2年に大火でお寺が全焼した際、村人によって避難できた仏像が展示されています。

県指定文化財である不動明王像を始め素晴らしい仏像がありましたが、一番印象に残ったのは、クラウドファンディングによって修復された地蔵菩薩半跏像です。展示会でも書かれていましたが、平安時代の南都焼討により、東大寺大仏殿などが焼失した際、再興のため、重源らが全国で勧進しました。それと同じようなことをインターネットを用いて行ったのが、今回のクラウドファンディングによる修復です。

クラウドファンディングのページはこちらですが、地蔵菩薩像は、きれいなお姿に修復されていました。地蔵菩薩像は地蔵盆で祀られる像であり、クラウドファンディングの支援者の名前が書かれた紙が像内に納入されているとのことで、建穂寺観音堂を管理している人々と支援者の両方にメリットが有るものだったんだなと感じました。

今後、クラウドファンディングによる仏像等の修復は増えると思いますが、何故クラウドファンディングをするのかという理由はもちろん、普段の行い(お寺の場合はきちんと宗教活動をしているか)が厳しく問われると思います。


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