大峯千日回峰行を満行された塩沼亮潤さんの著書「人生生涯小僧のこころ」を読みました。仏教関係の本の中には難解な文章のため最後まで読めないものもありますが、この本は読み易く、かつ為になることもたくさん書かれており、非常に良い本だと思いました。読んで印象に残った言葉などをこのブログでも紹介していきたいと思います。

平易な言葉で説明できるのは、塩沼亮潤さんがそのことを100パーセント自分自身の中で消化できているからだと思います。一方、100パーセント消化しきれていないものは上手く説明できないので難解な文章となり、自分が読んでも他人が読んでもよく分からないものになります。難解な文章で書かれているほどありがたい本などと思うことは止めましょう。

「人生生涯小僧のこころ」は致知出版から出版された本ですが、致知出版のものはどれも為になるものばかりです。良い本を選ぶのは難しいですが、致知出版の本はどれも安心して選ぶことが出来ます。
私が致知出版を知ったのは、豊川稲荷東京別院の写経会でお寺の方が「念ずれば 花ひらく」の言葉を紹介してくれたのがきっかけです。その詩をインターネットで調べると坂村真民さんの詩であることを知り、坂村真民さんの詩集を買おうと思って何冊か出版されてある本の中から致知出版のものを選んだのです。

縁というのは本当に不思議ですね。別の出版社の詩集を買っていたならば、インターネットで「念ずれば 花ひらく」を調べなければ、写経会に参加しなければ、致知出版と出合うことはなかったかも知れません。
また出合う時期も重要です。以前の私だと何も感じなかったと思います。森信三さんの言葉、
「人は逢うべき人には必ず逢える。一瞬早過ぎず一瞬遅すぎない時に。しかし内に求むる心なくんばたとえその面前にありとも遂に縁を生ずるに至らず」
が心に浮かびます。
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