3月10日、大阪市中央区にある三津寺の仏像群特別公開に行ってきました。昨年も公開しており、訪れたいなと思っていましたが、訪れる機会に恵まれず残念に思っていました。よって、今年、公開のニュースを知って、必ず訪れようと思っていたのでした。14時30分から大阪市学芸員による展示解説があるとのことで、それに合わせて訪れました。

お寺に到着すると、拝観料100円を払って、堂内へ。入口近くの仏像を拝観した後、本堂に入ると人が一杯でびっくりしました。皆さん、展示解説を待っているようで、本堂内の仏像を軽く拝観した後、私も堂内に着座して、解説が始まるのを待ちました。

まずは御住職から話がありました。昨年は仏像が大阪市指定文化財に選ばれたことを記念して公開し、その際、来年に公開することはないと言っていましたが、今年は四体の仏像の修復が完成したことを祝って、公開することにしたとのことです。来年どうするかは現時点でハッキリとしたことは言えないそうです。

次に学芸員による説明がありました。大阪は第二次世界大戦の空襲などで街全体が焼けたことが何度かあるため、京都、奈良のように優れた仏像があまり残っていないそうで、三津寺の仏像は大変貴重なのだそうです。

修復した四体、地蔵菩薩立像、毘沙門天立像、弥勒菩薩坐像、大日如来座像を中心に、それぞれの仏像を丁寧に解説してもらい、訪れることが出来て、本当に良かったです。


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