11月6日、東京文化財ウィークで、三宝本尊像と木造摩耶夫人立像が公開されている摩耶寺を訪れました。

東急目黒線・西小山駅で下車し、スマホのgoogleマップを頼りに無事、お寺に到着。境内に入り、本堂前に立つと、本堂内におられた方に「どうぞ中に入って近くでお参りください」と声をかけていただき、中へ。

近くに行くと、中央に、摩耶夫人像が祀られていました。胸の前で両手で合掌し、飛雲の台座に乗ったお姿で、衣に色彩がきれいに残っており、高貴な方という感じがします。

また、像の前には天上天下唯我独尊のポーズをした誕生仏が祀られていました。摩耶夫人は飛雲の台座に乗っているので、涅槃図に描かれている天上から降りてくるお姿をイメージして造られたように感じられ、それならば、誕生仏より涅槃仏のほうが相応しいような気がしましたがどうでしょうか。

摩耶夫人の単独像は極めて少ないので、今回は良い機会でした。


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