7/20に訪れた天河弁財天社の記事をまだ書いていなかったので、書きたいと思います。
天河弁財天社への交通は普段ですと近鉄下市口駅から8時45分か12時15分発のバスしかありませんが、ご開帳中は特別に10時20分発のバスがありましたので、それに乗ることにしました。

電車が下市口駅に到着すると大勢の人が下車しました。もちろん、全員が天河弁財天社へ行く人ではありませんでしたが、それでも小型バスが3台満席になるほど、多くの人がお参りに来ていました。

私が乗車したバスは駅から神社までノンストップで走るもので、運転手さんも「50分ほどで着きます」と言っていました。しかし、途中でかなり道幅が狭い箇所があり、そこを通過するのにかなりの時間がかかったため、結局、駅から神社まで1時間45分程度かかりました。

神社に着くと、まずバスを降りる時に貰った引換券で参拝記念のお守りを頂きました。そして階段を上り、本殿へ。様子を見ているとどうも昇殿する手続きをしないと日輪大弁財天神像を近くで拝観できないようです。よって、階段を下り、手続き所で昇殿の手続きを行いました。

そして改めて本殿へ。昇殿手続き券を渡すと八吉祥紋入り、天河五十鈴の紋入りの神布を掛けてくれました。この神布には「本日はおめでとう。円満なる吉祥にありますように、全てが平和で満たされていますように」という内容のことがチベット文字で書かれています。

本殿では、左側からお参りをしました。まずは後醍醐天皇像と円空作の大黒天像に参拝。次は中央の弁財天様に参拝。そしていよいよ日輪大弁財天神様に参拝。そのお姿はとても美しく、間近で拝観できたのはほんの短い時間だけでしたが、今でも目を閉じると日輪大弁財天神様のお顔が浮かんできます。秘仏開帳には何度か行きましたが、一番神々しい像だったと思います。

その後、龍舞・獅子舞奉納がありました。獅子舞、龍舞どちらも大変良かったです。龍舞を見ているとこちらも楽しい気分になってきました。きっと、弁財天様も舞を楽しまれたと思います。

今回初めて天河を訪れましたが、大祭の為、人がたくさん訪れており、いつもの天河とは違う雰囲気だったと思います。今度来る時は静かで落ち着いた中で弁財天様とゆっくり心を交わしたいです。


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