磯野寺という名前から戦国時代好きな私は浅井家の磯野員昌を思い出します。御本尊は十一面観音像で、お堂の前に西国三十三観音霊場の寺院の土が埋められている印石がありました。この印石は江州伊香三十三観音霊場の寺院には必ずあるそうです。
境内には「三光の松」と呼ばれる珍しい松の木がありました。松葉が三本でており、この松を財布に入れておくとお金が貯まるそうです。また境内には天満宮牛姿石も祀られていました。
普門寺
少し高台に普門寺はありました。伝教大師最澄が造った聖観音像を祀ったのがお寺の始まりだそうです。その像がボロボロになったので、その像を納める観音像を造り、新しく造られた観音像が現在、祀られているそうです。
松尾寺
覚念寺というお寺の横の道を登っていくと松尾寺がありました。本尊の十一面観音とそのすぐ脇に伝教大師最澄像と慈覚大師円仁像が祀られていました。観音像の右には不動明王像、左には毘沙門天像が祀られおり、まさに天台宗という感じです。それもそのはず、松尾寺は己高山七ヶ寺の一つです(己高山七ヶ寺は、法華寺、石道寺、満願寺、安楽寺、松尾寺、円満寺、鶏足寺です)。
正妙寺
いよいよ最後のお寺です。こちらのお寺は6月に訪れたお寺ですが、訪れる季節、一緒に訪れる人などによってお寺で感じることも随分異なってくるなと感じました。
千手千足観音像は二、三体あると言われているそうですが、存在が確認されているのはこちらの観音像だけだそうです。
これでこの日のお寺めぐりは終了しました。観音まつりには初めて参加しましたが、アットホームな雰囲気がどのお寺でも感じられ、参加して本当に良かったと思います。
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