関善光寺には3本の回向柱があり、
・本堂前にある一本目は本堂の善光寺如来像と繋がっている
・大仏殿の前にある二本目は大仏殿の阿弥陀如来像と繋がっている
・三本目は200年前の江戸時代に使われた回向柱で、善光寺如来像と阿弥陀如来像と繋がっている
とのことで、是非、話が終わった後、三本目の回向柱に触ってくださいとのことでした。
また、関善光寺の善光寺如来像は小さな像ですが、元々は宮家の念持仏だったので、小さいのだそうです。
話の後、戒壇巡りをすることにしました。関善光寺は前回の御開帳でも訪れています(その時の記事です)が、一番印象に残っているのが、戒壇巡りです。卍戒壇巡りと呼ばれ、日本一の戒壇巡りだと思います。今回も戒壇巡りをし、その思いは変わりませんでした。やっぱり、関善光寺の卍戒壇巡りは素晴らしいです。
本堂での戒壇巡りの後、江戸時代の回向柱に触れ、大仏殿に行き、中に入ると、丈六の阿弥陀三尊像が祀られていました。阿弥陀如来座像は定印で、一般的な弥陀定印は人差し指がぴったりくっついていますが、こちらの像は人差し指の第一関節から上が離れていました。そのような像は修験道の阿弥陀如来像であると聞いたことがあり、大仏殿を出た後、境内で役行者像が祀られているのを見つけ、「やはり、修験道の阿弥陀如来像なんだろうな」と思いました。

関善光寺を拝観した後、辻屋というお店でうな丼を食べましたが、外がカリッとした焼き方で、とても美味しかったです。
次回の開帳では、卍戒壇巡りに加え、辻屋のうなぎを食べるという楽しみができました。

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