17日の最後は、京都国立博物館を訪れました。訪れた理由は、「鰐淵寺の名宝」展が開催されているからです。平成知新館に入ると、1F-1で密教彫刻、1F-2で鰐淵寺の名宝が開催されているとありました。

展示室に入ると、大きな大日如来坐像が目に入りました。大阪・河内長野市にある金剛寺の大日如来坐像です。その脇には不動明王坐像も展示してありました。奈良国立博物館に降三世明王坐像が展示されており、大日如来と不動明王像はどこに展示されているのかなと思っていましたが、京都国立博物館に展示されていました。

平成知新館は二階、三階もあり、そこからも、一階に展示されている大日如来像を見ることができました。お寺では見ることのできない角度から像を見ることができ、どこから見ても素晴らしかったです。その中でも一番良かったのは、大日如来像の向かいの壁に椅子があるのですが、そこから見る姿でした。像が大きいので、近くで見るよりも離れた場所から見る姿のほうが良く感じました。

金剛寺の像以外にも、素晴らしい仏像がたくさん展示されており、「さすが、京博はレベルが高い」と感じました。

密教彫刻展に大満足した後、「鰐淵寺の名宝」展に向かいました。予想したよりも小さな展示でしたが、こちらも素晴らしい仏像が数多く展示されていました。その中で私は伝・雨宝童子像が面白いなと思いました。手に杖ではなく、折れ曲がった木を持っており、その杖を足で踏むことから、地面に埋まっている部分をシャベル状とみて、農耕神とする考えがあるそうです。

しかし、私には、密教彫刻展のインパクトが大きすぎ、鰐淵寺の名宝展を見パワーがあまり残っていませんでした。鰐淵寺の名宝展を見るために訪れた京都国立博物館ですが、金剛寺の大日如来像が強烈に印象に残った訪問となりました。
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