年末、書店に訪れると「夢をかなえるゾウ3」が目に入り、手にとって少し読むと、面白そうな内容でした。購入しようかと思いましたが、年末年始の帰省で、多くの本を持っていくのは大変で、今回から電子書籍を購入し、タブレットのみを持って行こうと考えていましたので、家に戻り、パソコンでチェックすると、残念ながら、電子書籍版はまだありませんでした。しかし、「夢をかなえるゾウ1,2」は電子書籍版がありましたので購入し、同じ作者の「四つ話のクローバー」も購入し、年末年始の休暇中に読みました。

どれもとても良い内容で、かつ読みやすく、一気に読み終えました。
夢をかなえるゾウでは、お寺好きの人にはおなじみのガネーシャが上手くいっていない主人公に対して、成功する行動、考え方を関西弁で教えます。その内容は本でも書かれていますが、新しいものではなく、既存の本に書かれていることです。しかし、関西弁をしゃべるガネーシャの話は、既存の本以上に心に残りました。

四つ話のクローバーは、名前のとおり、四つの小話がありますが、その中でも特に「ハッピーコロシアム」が印象に残りました。「欲望」と「感謝」、どちらが大切かという話です。

お寺での法話で、「欲望(煩悩)を無くさなければならない。欲望が無くなったのが如来である」と聞くことがあります。また、「観音菩薩は、人を救いたいという欲があるので、(如来ではなく)菩薩である」と聞いたこともあります。

しかし、本に「人間とは何かを望むことによって成長しようとする存在であり、望み、つまりは『欲望』こそが、人間を成長させる」と書かれているように、欲望をゼロにすることが、目指すべき道だとは思えませんでした。

本を読んで、欲望と感謝をバランスよく持つことが大切だということを強く感じました。本で印象に残った言葉は
「夢を持ち、欲求を持ち、それに向かって努力すること、人間として成長することは素晴らしいことです。しかし、それと同じくらい、感謝すること、今の自分に満足することも大事なことなのです」
「成長することと感謝をすることはお互いにお互いを支え合うことができるのです」
です。

今回読んだ本がどれも素晴らしかったので、作者の水野敬也さんの他の本も読んでみようと思います。
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