11月30日は九州歴史資料館で開催されている「福岡の神仏の世界」展を鑑賞しました。
博多駅から地下鉄に乗り、天神駅へ。そして、天神駅で西鉄に乗り換え、三国ヶ丘駅で下車。多分、人生で初めて、西鉄に乗ったと思います。

駅を出ると、雨が結構降っています。歩いて歴史資料館に向かいますが、私以外誰も歩いている人はおらず、また、資料館周辺は工事中のような感じで、「本当に開催しているのかな」と少し心細くなりましたが、到着すると、当たり前ですが、開催していました。

受付で、観覧料200円(安い!)を払い、展示室に入ると、福岡県の素晴らしい仏像、神像が展示されていました。その中でも、個人的に一番素晴らしいと思ったのは、大川市・慈恩寺の聖観音坐像です。案内に「福岡県下の鎌倉仏の代表」とありましたが、それに異論を挟む人はいないと思います。素晴らしいので、ポスターにも載っています。

行橋市・安楽寺の五劫思惟阿弥陀坐像も展示されていました。五劫思惟阿弥陀はアフロヘアが特徴ですが、この像はそれほど極端なアフロヘアではないですが、一見して、五劫思惟阿弥陀像だと思い、案内を見ると、そのとおりでした。五劫思惟阿弥陀像は魅力的な像ですね。

福岡市博物館の「九州仏」展に比べれば、こじんまりとした展示でしたが、その分、観覧料も安く、また空いていましたので、のんびり一体一体を鑑賞することが出来ました。


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