今年は智証大師・円珍が生まれてから1,200年の記念の年ですので、三井寺で慶讃大法会が開催されています。そこで、先週末、三井寺を訪れました。

まずは、唐院大師堂で、
・国宝・智証大師坐像(中尊大師)
・国宝・智証大師坐像(御骨大師)
・重文・不動明王立像(黄不動尊)
を拝観しました。

三体の仏像とも博物館で拝観したことがありますが、やはり、厨子の中に安置された仏像を着座して拝観すると美術館とは全然違った印象を受けました。

次は観音堂で、重文の如意輪観音坐像を拝観しました。2009年の御開帳でお会いしましたが、変わらず、素敵な如意輪様でした。如意輪観音は法輪を持っていますが、お釈迦様の説法は法輪で表され、人々の悩み、苦しみを取り除いたので、観音様も同じように人々の悩み、苦しみを取り除くので、法輪を持っているそうです。

また、観音像の脇侍は愛染明王と毘沙門天で、少し驚きました。拝観ではまず向かって左側に祀られている毘沙門天像を拝観したので、もう一つの脇侍は不動明王だと思い込んでいました。よって、愛染明王だと分かった時、少し驚いてしまいました。

不動明王は胎蔵界を代表する仏、愛染明王は金剛界を代表する仏で、浅草寺や川崎大師などでは、脇侍として、不動明王と愛染明王が祀られています。よって、密教の愛染明王、顕教の毘沙門天ということなのでしょうね。


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