月刊致知10月号に掲載されている鍵山秀三郎さんと上神田梅雄さんの対談「泥を肥やしに花は咲く」より。

私なりの言い方をすれば、先に天国を味わってしまうと残っているのは地獄だけです。やっぱり先に地獄を見れば、後でどんなことが起きてもありがたいと思えるし、嬉しいし、喜びの世界がひらける。まさに天国に行けると思うんです。

蓮の花は泥沼の中に茎を伸ばし、そこから凛(りん)とした美しい花を咲かせます。綺麗なところから綺麗な花を咲かせるのではなく、泥にまみれる中から、穢れ無き一輪の花を咲かせる。この蓮のように、私たち人間もまた、苦労をし、泥沼に足を取られながらも、歯を食いしばって這い上がっていくことによって、人生の花をさかせることが出来るのだと思います。
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