先ほど、私たちが遭遇する出来事には必ず意味があるとおっしゃっていましたが、全く同感です。よく環境がこうだからとか、不景気だからとか、家庭が貧しいからとか言って、「夢を持てない」と嘆く青少年がいますけれども、僕は彼らが本能というのか、自分が本当にやりたいことに向き合っていないような気がしてならないんです。自分の心と正直に向き合えば、「これをやりたい」というものが絶対に見つかるはずだと僕は思うんです。
私たち人間が大自然の叡智から守られている存在だとしたら、夢というのは自分で考えるものではなく、与えられるものなのかもしれませんね。大事なのはそうやって自分の夢を見つけたら、それに向かってひたすら突き進んでいくことだと思います。
次にその思いを具現化していくわけですが、当然、現実と自分の夢との間には距離感がある。ではどうしたらその旗印の場所にたどり着けるのかを考え、イチローのように毎日毎日反復練習していく。そうすると、一ヶ月後、それまでとは違う自分の姿を見つけて歓喜を味わうことができる。夢とはそうやって実現していくものだと思います。
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