7月19日から21日まで、山形県を訪れましたので、その時のことを書きたいと思います。19日、新幹線で山形駅まで行き、そこからレンタカーに乗り、まずは最上三十三観音霊場・第三番札所の千手堂を訪れました。

お寺に到着し、訪問を伝えると、御住職が本堂裏の収蔵庫に案内してくれました。収蔵庫の中には、千手観音像、阿弥陀如来像、薬師如来像が祀られており、この三体で出羽一佛と呼ばれています。

出羽一佛は昨年も拝観しましたが、正面を向いている観音像は、静かに衆生の声を聞いているように感じました。造られたのは平安初期とありましたので、長い間、人々の声を着ているのでしょうね。

御住職が「出羽一佛は熊野三山の本地仏である」と話され、確かにその通りです。今まで、まったく気づきませんでした。また出羽一佛は、来年、東京国立博物館で開催される特別展「みちのくの仏像」に出展されるそうです。

今回の千手堂訪問では、ご住職と色々な話ができ、良いお寺めぐりができました。「素晴らしい仏像を拝観しながら、ご住職、気の合う同行の方々と色々な話をする」。これが私の好きなお寺めぐりのスタイルです。
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