三連休(11/2~11/4)を利用して、京都に行ってきました。最近はブログを更新出来ていませんが、一番の理由はお寺に行っていないからです。と言ってもお寺めぐりに興味を失ったわけではなく、最近はもっぱら講演会に行っています。今回の京都旅行でブログのネタがたくさん出来ましたので、更新していきたいと思います。早速、初日のことです。

11月2日、京都非公開文化財特別公開のお寺の中、宇治市にある放生院、恵心院、興聖寺を訪れました。

京阪線の宇治駅で下車し、まずは駅から一番近い放生院です。入口で拝観料を払い、本堂に上がると、堂内中央に、大きな地蔵菩薩立像が祀られていました。

ガイドの方によると、
・お寺は宇治川に架かる宇治橋を管理していたので、橋寺とも呼ばれていた。
・地蔵菩薩立像は190センチで、真言律宗の叡尊が鎌倉時代に造らせた。元々の本尊は地蔵菩薩像の体内に納められている。
・叡尊が壮大な放生会をしたので、放生院と呼ばれるようになった。
とのことで、話の後、内陣に入ることができ、間近で地蔵菩薩立像を拝観しました。

間近で拝観した地蔵菩薩立像、極彩色がとても綺麗で驚きました。多くの人が足を止めて、見入っていました。もちろん、私もです。

地蔵菩薩立像だけが注目を浴びそうですが、堂内にある釈迦如来坐像も注目です。いわゆる清涼寺式釈迦如来像ですが、一般の清涼寺式釈迦如来像は立像ですが、本像は坐像で、とても珍しいと思いました。

堂内拝観の後、境内にある646年(大化の改新の翌年)に造られた宇治橋断碑を拝観しました。上部3分の1が天平時代作と推定され、日本三古碑になっています。大化の改新の翌年に造られた石碑とは凄いですね。

受付で貰った非公開文化財特別公開を書いた朝日新聞の中に、仏女新聞について書かれていました。
その中で、放生院の地蔵菩薩について

修行僧の姿をしていることが多い地蔵菩薩がなぜ華やかな衣を身につけているのだろう。地蔵菩薩の慈悲を求めてさまよっている人々がいるとしたら、この地蔵菩薩の輝く衣なら暗闇の中でもすぐに見つけることができそうだ。

とありました。
綺麗な極彩色から、とても素晴らしい気づきを得ていますね。しかも書いた人が小学四年生ということで、驚きです。


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