9時前に着いたので、まだ本堂にお寺の方がおらず、しばらく待ち、9時になり、お寺の方が現れたので、拝観料700円を払い、堂内に入りました。
慈恩寺は檀家なしの祈願寺で、4回戦火に遭い、今のお堂は400年前に再建されたもので、昔、日本は66カ国から構成されていたので、66本の柱が使われているそうです。

本尊は弥勒菩薩で、厨子の中に33体の仏像が秘仏として祀られており、今回はその中の二体(観音、勢至菩薩)が、隣の部屋で拝観可能です。
隣の部屋では、観音、勢至菩薩に加え、阿弥陀如来座像も祀られていました。
観音、勢至菩薩像は来迎の御姿で、ポスターにも使用されている勢至菩薩像の姿が特に美しかったです。

本堂の次は薬師三尊像と十二神将像が祀られている薬師堂に移動。
十二神将が素晴らしく、十二神将像に目が行きがちですが、薬師如来像を眺めていると泉涌寺・塔頭の威光寺の釈迦如来像に似ているような気がしましたが、どうでしょうか。
最後は三重塔です。
三重塔も御開帳されており、中に金剛界の大日如来像が祀られていました。

慈恩寺では来年の6月頃を中心に33体の御開帳があるそうで、来年、もう一度、訪れたいですね。
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