ですので、話の途中から聞くこととなり、少し中途半端になってしまったのは残念でした。
阿弥陀三尊像が祀られており、南北朝時代の作で、中央の仏師が山形に来て、造ったそうです。
話が終わった後、近くで拝観させてもらいました。
阿弥陀如来座像はせいかんな顔つきに感じましたが、悲しいお顔をしているようにも感じました。
これは廃仏毀釈の話を聞き、胸にキズのようなものがあるから感じたのかもしれません。
脇侍の観音像もりりしいお顔をしていました。
次は平塩熊野神社へ。
神職の方がおられ、今回は最初から話を聞くことが出来ました(^^)
熊野神社は全国に3100社ほどあり、山形県では142社が登録されているそうです。
こちらには十王像が祀られています。
建物の右側に安置されており、我々は最初、建物の中央に着座しており、十王像の話になったので、右側に移動しましたが、初めて十王像を見た時、その大きさに驚きました。
座高は140センチの倚像で、立てば、2メートル以上になるそうです。

十王像といえば文字通り十体ありますが、こちらは最初から二体だけだったそうです。
こちらも中央の仏師が山形に来て造ったと考えられているそうで、立派な像です。
両足の間が小さな子供が座るだけのスペースがあるので、昔は子供をそこに座らせ、健やかな成長を願ったのではないかと思いました。
境内も景色も素敵で、シャガの花がたくさん咲いており、綺麗でした。
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