かなりボロボロで、ぱっと見ると、真ん中に阿弥陀様が描かれていたのが何となく分かるという状態でしたが、多くの人々から拝まれ続けたパワーというか、感じるものがありました。
「映像で見る當麻曼荼羅の世界」が流れており、その解説は非常に分かり易かったです。また、デジタルビューアということで、パソコン上で當麻曼荼羅を見れるようにもなっていました。
映像の解説で覚えたことをデジタルビューアで確かめ、その後、国宝の當麻曼荼羅を見ると、画が薄くなった部分も何が描かれていたか分かり、良かったです。
今までは當麻曼荼羅を見ても、極楽浄土が描かれている程度しか分かりませんでしたが、今回の展示で何が描かれているかよく分かったので、その有難さもよく分かるようになったのが一番の収穫です。
素晴らしい展示がたくさんありますので、多くの人に訪れて欲しい展示です。

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