JR奈良駅に着くと、まず国宝法隆寺金堂展の前売入場券を購入しました。通常の観覧料金は1200円ですが前売券は1000円なので、200円、お徳です。前売券を購入すると、バスに乗り、奈良国立博物館へ。今回も奈良大和路フリーきっぷを使用していますので、積極的にバスに乗ります。
博物館の入口前には蓮の花が綺麗に咲いていました。

法隆寺金堂展に入るとすごい人です。期間が21日までなのと三連休なので、多くの人が訪れていたのだと思います。

展示の目玉は四天王像です。四天王像を見ていると、どうしても四天王自身よりも邪鬼に目がいってしまいます。というのも、一般の四天王像に比べて邪鬼が大きく、四天王は邪鬼を踏みつけているというより、邪鬼という乗り物の上に乗っている感じだからです。特に持国天の邪鬼は牛のような顔、増長天の邪鬼は角が生えていますので特徴的でした。
そして次は平常(常設)展へ。実は奈良国立博物館を訪れたのは今回が初めてでしたが、平常展の展示内容にびっくりしました。すごいものがたくさん展示されています。今回は時間の関係で駆け足で見てしまいましたが、今度はじっくり拝観したいです。ちょうど、8月1日から9月28日まで奈良博で「西国三十三所 観音霊場の祈りと美」がありますので、その時にまた訪れようと思います。
博物館から出ると鹿を見るために東大寺の方へ。やはり鹿を見ると奈良に来たという気になります。人間と鹿がうまく共存できている奈良公園周辺は「良い場所だな」と何度訪れても感じます。

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