お寺に到着すると御住職がおられ、お堂が狭いので、グループを二つに分けての拝観となりました。私はまず本堂を拝観。見所は、石の吉祥天像、鏡とのこと。お堂の向かって右側に石の吉祥天像、鏡があり、鏡の裏には「日月両尊像」と書かれていました。
次は観音堂へ。こちらの観音様は「香王観音立像」と呼ばれています。案内によると、かっては名前の通り、良い香りがしたのだろうとのことで、どのような香りがしたのだろうと色々と想像しました。

また、正しい人には微笑んでいるように見え、邪な人には、怒っているように見えるとのこと。私は優しいお顔をされているように感じましたが、皆、そのように感じるのではないかと思いました。
そして、保存庫へ。こちらには吉祥天坐像が祀られています。吉祥天像は今まで立像しかお会いしたことがありませんので、坐像は本当に珍しいですね。
今回初めてお会いした吉祥天像。とても素晴らしかったです。吉祥天と言うと、浄瑠璃寺の吉祥天像を真っ先に思い出しますが、これからは、西の浄瑠璃寺、東の福光園寺と言いたいと思います。それほど素晴らしい像で、多くの人にお会いして欲しいです。


福光園寺は様々なイベントを行なっています。今回は吉祥天像に圧倒され、イベントの方に行く時間がありませんでしたので、次回はイベントも体験したいです。
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