桑戸五大明王堂に祀られている五大明王像は以前、東京国立博物館で三年間展示されていたので、東博でお会いになった方も多いと思います。私も東博で数回拝観しましたが、今回里帰りした像にお会いすることが出来ました。

到着すると、「桑戸五躰尊の会」の方々がおられ、ありがたいことに接待の準備をしてくれていました。

まずは塑像の不動明王坐像にお参りです。こちらのお不動さんは五大明王像が東博に行かれていた留守の間、お堂を守っていたので、お守り不動尊とも呼ばれているそうです。

そして、別の建物に移動して、五大明王像の拝観。像の前で話を聞きましたが、像を大切に思っている気持ちが伝わってきて、やはり、像は地元におられるのが一番良いなと感じました。

五大明王像は平安時代の作で、他に平安時代の五大明王像は
・京都 東寺像
・京都 醍醐寺像
・宮城 瑞巌寺像
・奈良国立博物館像
・奈良 不退寺像
・京都 大覚寺像
・三重 常福寺像
が知られているのみで、桑戸五大明王像が貴重なのが分かります。

五大明王像の周りをぐるっと一周することが出来たのも貴重な体験でした。
東博の平常展で部屋の一番奥に展示されていたのを覚えていますが、今回の方が素晴らしく感じました。

最後は接待を頂き、お堂を後にしました。お寺で仏像を拝観するのも良いですが、地元の方々が守られている仏像を拝観するのも良いものですね。




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