大滝神社の次は福井市にある樺八幡神社を訪れました。樺八幡神社もイチョウがとても綺麗でした。



本殿でお参りした後、境内を巡っていると、仏像の案内と飲み物が置いてあり、案内の方が用意してくれたのかなと思い、そこで待つことにしました。

しかし、案内の方は現れず、どうしようかなと思っていると、同行の方がお堂の扉を開けました。すると、中に大きな阿弥陀如来坐像が安置されているのが見え、ビックリしました。
どうやら、案内の方が扉の鍵を開けた状態にしておいたくれたようです。

阿弥陀如来坐像は案内によると像高176.6cmで定朝様の仏像とのことですが、一番印象に残ったのは、首が向かって左に少し傾いていることです。

案内には
「大像ゆえ製作者の目が全体に届かず、結果的に歪んだ状態で完成させてしまったと思われます」
とありましたが、弥陀定印をして、首を少し傾けた姿は、何かを考えている様子が上手く伝わってきて、良い像だなと思いました。
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