中尊寺の次は達谷窟毘沙門堂に行きました。以前、達谷窟毘沙門堂に訪れたことがありますが、その時は完全に観光で、かつお寺に対する知識も殆ど無かったので、大仏が岩に彫られていたという記憶しかありません。

お寺に到着すると、鳥居があり、正に神仏習合のお寺です。





受付で拝観料300円を払い、境内を進むと、岩の中に半分入った毘沙門堂が目に入りました。







階段を登り、堂内に入ると、中にはたくさんの毘沙門天像が祀られていました。毘沙門天は北を守護する仏様なので、東北地方によく祀られているのは理解できますが、これだけたくさんの毘沙門天像が祀られているということは、それだけ強い思いがあったのだろうと感じました。

毘沙門堂を出ると、岩面大佛が彫られている場所に行きました。案内によると、高さは約16.5mあり、「北限の磨崖仏」として知られているそうです。



残念ながら、胸から下は明治時代の地震により崩落しており、お顔の部分しか分かりません。しかし、全体をじっと見ていると、体部のイメージがなんとなく浮かんでくるような気がしました。

その後、弁天堂で慈覚大師作と伝わる弁天様にお参りし、姫待不動堂に行きました。不動堂の中には大きく立派な不動明王坐像が祀られており、驚きました。

前回訪れた時に比べてはるかにお寺めぐりを堪能することができ、訪れて良かったです。
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