鎌倉国宝館を訪れた後、どこにいこうかと考えましたが、勝長寿院跡に行くことにしました。勝長寿院は源頼朝が父である源義朝の菩提を伴う為に建てたお寺で、永福寺、鎌倉八幡宮寺と共に鎌倉三大寺院と呼ばれていました(残念ながら、これら三つのお寺は全て現存していません)。

勝長寿院に行こうと思ったのは、大河ドラマ「平清盛」の影響で、ドラマは平清盛が主人公ですが、個人的には義朝に惹かれて、是非、鎌倉で義朝ゆかりの勝長寿院跡に行きたいと思っていたのです。

鎌倉国宝館を出て、事前に調べていた場所辺りに来ましたが、勝長寿院と書かれた案内等なく、どこに行けばよいか分からなくなりました。スマートフォンで調べると、勝長寿院は大御堂とも呼ばれるそうで、確かに「大御堂橋交差点」がありました。

大御堂橋交差点まで戻り、大御堂橋を渡り、左右に分かれている道を左に進み、そのまま歩くと小さな川がありますが、その手前の道に入って、しばらく歩くと道の左側に「勝長寿院と源義朝主従の供養塔」と書かれた案内がありました。このように勝長寿院への行き方はなかなか分かりづらかったです。

勝長寿院跡は今は住宅街となっており、ここに鎌倉を代表するお寺があったとは想像するのが難しいですが、この一角だけは特別です。源義朝公と鎌田正清公の供養塔に手を合わせました。


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