本日は鶴林寺の特別開帳をメインとした播磨国のお寺巡りをしました。訪れたお寺は
 鶴林寺→光明寺→朝光寺→浄土寺
です。「詳細は後日書きたいと思います」と書きたいところですが、書くべきお寺がたくさん溜まっていますので、鶴林寺は本日書きたいと思います。

鶴林寺の国宝・太子堂は1112年に再建されたので、今年は900年目の記念の年であり、それを記念して、
・新宝物館の開館
・本来は60年に一度しか開帳されない、本尊薬師如来、日光菩薩、月光菩薩、持国天、多聞天の5体の特別公開
が10月6日から11月25日まで行われています。

特に秘仏の仏様は平成9年に定期御開帳が行われたので、本来は平成69年まで御開帳されないはずでしたので、とても貴重な機会です。

JR加古川駅に集合し、そこから車に乗って、鶴林寺を目指しました。駐車場に着くといつもはそれほど混雑していない駐車場に車がたくさん止まっています。

仁王門前に受付があり、そこで拝観料を払いました。拝観料は、(1)入山料、(2)本堂秘仏拝観・太子堂内陣特別拝観、(3)新宝物館拝観料を合わせて、1700円と少々お高いですが、加古川観光協会発行の「ゆらり、かこがわ」というクーポン付きの案内が加古川駅にあり、それがあると、1700円が1500円になります。同行の方がクーポンを用意してくださり、少し節約することが出来ました。

境内に入ると、正面に本堂があり、開帳塔婆が目に入りました。開帳塔婆があると、御開帳という気分になります。開帳塔婆には本尊の薬師如来像と結ばれた結縁綱があり、もちろん、結縁綱を握り、鶴林寺の薬師様と御縁を結びましたよ。







そして、本堂内へ。堂内厨子の中には、薬師如来坐像、日光、月光菩薩立像、多聞天立像、持国天立像が祀られていますが、御開帳期間、薬師如来像以外は宝物館で展示されています。

お会いした薬師如来像はとても素晴らしいものでした。全ての厨子の扉が開かれ、薬師如来坐像を左右方向からも拝観できましたが、正面から見た時のお姿が一番良かったです。また近くよりも少し離れたところから拝観したほうがより良かったです。

江戸時代の後補でお顔部分に金箔が貼られていますが、それはあまり気になりませんでした。左足を上に結跏趺坐をしており、右肩が左肩より少し上がっているような気がしましたが、どうでしょうか。また、右手の薬指に結縁綱が繋がっていました。

今回の御開帳が終われば、おそらく二度と拝観することができない薬師如来像。よって、なかなかその場を離れがたかったです。

本堂の次は太子堂へ。こちらにはかって綺麗な壁画があったそうですが、現在はよく分からなくなっています。太子堂には釈迦三尊が祀られており、こちらも中に入ることは最後の機会かもしれません。



次は新しく完成した新宝物館に行きました。以前の宝物館に比べて、格段に良くなっていました。

太子堂の内部を復元したものがあり、こちらは壁画もよく分かりました。おそらく鶴林寺で最も有名な「あいたた観音」もいらっしゃり、いつもと変わらぬ優しいお顔をされていました。

いつもは本堂に祀られている秘仏の日光菩薩、月光菩薩、持国天、多聞天も展示されていました。また、1年に1回、3月21日から23日のみ御開帳される聖徳太子像も展示されていました。

正直言うと宝物館では、あいたた観音像ぐらいしか見るものはないのではと思っていたのですが、たくさん見るべきものがあり、全く時間が足りませんでした。

最後は新薬師堂で、薬師三尊と十二神将を拝観し、名残惜しいですが、鶴林寺を後にしました。鶴林寺の御開帳は本当に良いものでした。これから拝観される方はたくさん見るべきものがありますので、十分に拝観時間の予定を取られることをお薦めします。
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