みほとけの里 若狭の秘仏 平成24年度秋の文化財特別公開」において、県立若狭歴史民俗資料館では

長福寺(小浜市平野)木造 十一面観音菩薩立像
・青蓮寺(美浜町佐柿)木造 聖観音立像

が公開されています。

長福寺の十一面観音像の一番の特徴は両手を胸の前で合掌している点です。一般に十一面観音像は左手で水瓶、右手は与願印をしていることが多いので、とても印象に残りました(お姿は上にリンクした若狭小浜のデジタル文化財で確認することができます)。

案内には、千手観音像が宝鉢手と脇手を失った姿とあり、実際そうなのでしょうが、強く訴えかけるものがあり、心惹かれました。

青蓮寺の聖観音像は檀像風の像で、こちらも良い像でした(若狭小浜のデジタル文化財では見つかりませんでした)。

これで9月15日の仏像拝観は終了しました。
タグ