JR熱海駅に到着するとMOA美術館行きのバスに乗りました。バスは発車して数分でMOA美術館に到着し、想像よりも近くて驚きました。但し、上り坂がきついので、歩いて行くのは大変です。
受付で観覧料を払い、そこから噂に聞く、エスカレーターを何回の乗り継ぎ、やっと、展示室がある階に到着しました。そこからは熱海の海が見れるようになっており、とても綺麗でした。

以下、印象に残った展示を書きます。
・伊豆山神社 宝冠阿弥陀如来坐像
三月に拝観して以来ですが、やはり、素晴らしい像です。必見の仏像だと思います。
・刺繍法華曼荼羅図
三月に話を聞いて以来、楽しみにしていたものです。北条政子が源頼朝の死から一年後に供養として作らせたもので、梵字は政子の毛髪で刺繍されています。虫眼鏡が設置されており、梵字の部分を拡大して見ることができるようになっていましたが、髪の毛かどうかは分かりませんでした。
真ん中に多宝塔があり、その中に多宝如来と釈迦如来の梵字が並んでいます。私は多宝如来か釈迦如来の梵字に頼朝の毛髪を使い、もう一つの梵字に政子の毛髪を使って、二人が永遠に並んでいるようにしたのではないかと想像しました。
・後奈良天皇 般若心経
戦国時代の1542年に後奈良天皇が写経した般若心経が展示してありました。般若心経ですので、全て読むことができ、戦国時代に書かれた般若心経を現代において読むことができるのは凄いことだと感じました。
・伊豆山神社 男神立像
こちらの三月に話を聞いて以来、楽しみにしていたものです。展示でも目玉のようで、展示室3はこの像のみの展示でした。
2メートルを超えるその像は、大きいです。何故、このような大きな像を造ったのかという疑問が浮かびますが、神像は謎が多いですから、理由はわからないと思います。
MOA美術館は今回初めて訪れましたが、アクセスも良く、気になる展示があれば、今後も訪れようと思います。
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