西円寺に到着すると、黄檗宗のお寺らしく中国風の山門が目に入りました。また左右に龍の彫刻があり、とてもインパクトがあります。





西円寺のご本尊である聖観音像は33年に1度の御開帳のため、拝観することは出来ませんでしたが、堂内に上げて頂き、お寺の方が案内をしてくれました。

天井には立派な龍の画が描かれていましたが、これは御住職が書かれたものだそうです。「寝転がって天井画を見て下さい」と言われましたので、そうしましたが、「寝禅のすすめ」という案内がありました。

寝禅のすすめ
禅宗は坐禅を通して自己を見つめる宗派です。黄檗禅の教えには、どのおうな場合や場面でも、禅定に入ることができるという考え方がありますので、当寺では天井壁画を鑑賞する方便として寝禅(しんぜん)をお薦めしています。

お堂を出て、近江稲荷、玉泉庭を拝観しました。玉泉庭は湖北地方に多く見られる琵琶湖形だそうで、池の中央には竹生島も配置されていました。



お寺を出る時、境内から伊吹山が見えましたが、その景色はとても神秘的でした。




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