6月23日に米原市のお寺めぐりをしましたので、その時のことを書きたいと思います。

まずは蓮華寺を訪問。到着すると立派な山門があり、驚きました。



近くには「血の川」と書かれた案内板があり、

元弘三年五月、京都合戦に敗れた六波羅探題北条仲時公は、北朝の天子光厳天皇及び二上皇・皇族等を奉じ、東国へ落ちのびるために中山道を下る途中、当地にて南朝軍の重囲に陥り、奮戦したるも戦運味方せず戦いに敗れ、本堂前にて四百三十余名自刃す。鮮血滴り流れ川の如し。故に「血の川」と称す。時に元弘三年五月九日のことである。

と書かれていました。

拝観料は300円で、本堂に上げていただくと、中央に阿弥陀如来像と釈迦如来像が祀られており、二尊院を思い浮かべました。堂内右側には時宗のお寺らしく一向上人像が祀られていました。



本堂の後ろには宝物庫があり、一向上人が着ていた袈裟、北条仲時と共に自刃した人々の名を記した過去帳がありました。

お寺めぐりの一つの楽しみは、歴史を知ることができることだと改めて思いました。
タグ