仁王門をくぐり、石段を上ると途中に霊宝館があり、不動明王、胎蔵、金剛界の大日如来像が祀られていました。

仁王門です。

石段から仁王門方向を見た景色です。
石段を上りきり、まずは本堂(観音堂)でお参りです。こちらには、元・厳島神社の本地仏堂に安置されていた十一面観音像が祀られています。

本堂(観音堂)
お堂に上がると中央にチベットの砂曼荼羅があり、その奥に十一面観音像が祀られていました。平清盛ゆかりの仏像は訪れた宝積寺にもありますが、大聖院の十一面観音像が一番のゆかりの仏像だと思います。
平清盛をはじめとして多くの武将、貴族が拝んだ十一面観音像。今回、お会いすることが出来、本当に良かったです。
お堂の右側にはダライ・ラマが開眼した弥勒菩薩像が祀られていました。仏像はチベット仏であり、毎月一回チベット僧による法要があるそうです。
本堂では中国三十三観音のお砂踏みを兼ねた戒壇めぐりができるようになっていました。戒壇めぐり好きの私としてはもちろん、戒壇めぐりをしましたよ。
本堂を出ると、浪切不動堂に行きました。豊臣秀吉の御身仏で、軍船宝丸に安置して海上安全と戦勝祈願をした浪切不動尊が祀られており、周りに千体不動が安置されていた。
また摩尼殿では、弥山三鬼大権現が祀られており、訪れた時は丁度、御祈祷を行なっていました。

三鬼大権現

摩尼殿
大聖院は上記以外にもたくさん拝観するところがあります。今まで宮島を訪れた時に大聖院をお参りしていなかったのは、もったいないことをしていたなと思います。これから宮島を訪れる時には必ず大聖院をお参りしたいと思います。
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