6月16,17日と広島にお寺めぐりに行きましたので、その時のことを書きたいと思います。まずは16日、羽田空港6時40分発のJALに乗り、8時10分頃に広島空港に到着。天候は残念ながら雨です。前の週に行った吉田さらささんのツアーも土曜日は雨でしたので、二週連続の雨の中でのお寺めぐりとなります。空港で同行者と合流し、最初のお寺を目指します。

最初は三原市にある棲真寺を訪れました。駐車場からお寺に向かって歩くとお寺の前に蓮池がありました。残念ながら蓮は咲いてはいませんでしたが、棲真寺は山陽花の寺霊場会の札所ですので、きっと綺麗な蓮が咲くのだと思います。蓮を目当てに訪れている人もいました。

境内に入り、まずは本堂でお参り。本堂の隣には収蔵庫があり、中を拝観したいなと思い、御住職様に尋ねると、拝観料200円で拝観できるとのこと。もちろん、拝観します。

御住職様が扉を開け、中に入ると、二十八部衆像が祀られていました。二十八部衆ですから本来は二十八体あるはずですが、十三体のみ現存しているそうです。これらの像は鎌倉時代の作で、広島県の重要文化財に指定されています。

像は30センチぐらいで大きなものではありませんが、鎌倉時代の作なので、とても迫力のあるものでした。特に玉眼が素晴らしく、玉眼は仏像を大きく変えたもの一つだと実感しました。また本堂に祀られているご本尊の千手観音像は年に二回御開帳されるそうです。

棲真寺では御住職様から丁寧に説明をいただき、良いお寺めぐりでした。


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