笠間市にある弥勒教会には笠間時朝が奉納した笠間六体仏の一つである弥勒如来立像が安置されています。教会というとキリスト教の教会をイメージするかもしれませんが、教会とは、宗教を同じくし、その教えを守り伝えようとする人々の団体のことで、キリスト教以外の宗教でも用いられる言葉です。

弥勒如来立像は収蔵庫の中に祀られており、まずは収蔵庫の前で管理している方からお話を伺いました。そしてその後、収蔵庫の中に入り、仏像を拝観しました。仏像のありがたさがより分かるので、中に入って、左右から拝観できるのは良いですね。

像は1.8メートルほどで、慈悲に満ちたお顔をされていました。特に玉眼が素晴らしく、玉眼によって一層、慈悲に満ちたお顔になっているように感じました。

管理している方の話によると、七月から来年の五月まで修復されるそうで、金箔が貼られるそうです。今の金箔のとれたお姿が美しいと思いますが、金箔が貼られたお姿はどのようになるのでしょうか。

ツアー二日目は満足できるお寺めぐりがなかなか出来ませんでしたが、弥勒教会では良いお寺めぐりが出来ました。
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