楞厳寺の次は桜川市の月山寺を訪れました。まずは月山寺美術館の前の伝教大師最澄像の前でお寺の方の話を聞きました。





像は十九歳頃の像で、脇に伝教大師の言葉が刻まれています。後ろには「夢」という字があり、天台座主が訪れた時に書いてもらった字を大きくしたもので、世のため、人のためになるような夢を持つようにという願いが込められているそうです。

次は月山寺美術館を鑑賞。弁慶の綱代笈、中将姫蓮糸三尊種子曼荼羅など興味深い展示がありましたが、時間の関係もあり、駆け足での鑑賞となりました。

そして、本堂内に移動して、阿弥陀三尊像、薬師三尊像と十二神将像を拝観。薬師如来は良いお顔をされていました。十二神将にはそれぞれ7千人の夜叉がついており、12x7千で8万4千となりますが、それはお釈迦様の教えの数と一致しているそうです。堂内には元三大師堂もありました。

次は高台にある千手堂をお参りしました。お堂の外は朱色ですが、中は金箔がふんだんに使われており、豪華なものでした。千手堂という名前の通り、中には小さな千手観音像が祀られていました。



千手堂の次は常陸七福神の布袋さんにお参りをし、月山寺を後にしました。
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