ツアー二日目は出流山満願寺の朝のお勤めからスタートです。

満願寺は坂東三十三観音の札所なので、一度訪れたことがあります。その時は宿坊の建物で精進弁当をいただき、とても美味しかったことを覚えています。現在は残念ながら、宿坊と食事は休業しているそうですが、早く再開してもらえればと思います。

境内を進み、本堂に入ると、我々とは別の団体が朝のお勤めに参加するために座っており、我々もその隣に着座して、朝のお勤めが始まるのを待ちました。

お勤めが始まる前、隣の団体が御詠歌(?)を唱え始めました。最初はよくある御詠歌と思っていましたが、賛美歌のようなリズムで、とても素晴らしいものでした。お経に節をつけて歌う声明がありますが、そういうのは仏教に親しみを持ってもらうために非常に大事だなと思いました。

朝のお勤めでは最後に内陣に案内され、浅草寺・本堂の再建時に余った木で造ったお前立ちの観音様に近くでお参りしました。ご本尊は秘仏で、午歳に御開帳されるそうなので、その時にまた訪れたいです。

朝のお勤めが終わり、戻る時に話をしましたが、皆さん、隣の団体の御詠歌が強く印象に残っており、今回のツアーを後から思い出した時、仏像よりも御詠歌を一番に思い浮かべると思います。
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