5月13日の話です。この日は京都の寺社を巡りました。まず最初は多宝塔に安置されている五大虚空蔵菩薩像が御開帳されている神護寺です。

神護寺には一度訪れたことがありますが、その時はツアーでの訪問でしたので、山門までジャンボタクシーで行きました。ですので、今回が参道を初めて登ることとなります。



参道を登った人から大変だと聞いていましたので、大丈夫かなと思っていましたが、意外と楽に登れました。神護寺の参道は景色が綺麗ですし、お店もいくつかありますので、それらを見ながら登っているともう山門についたかという感じになります。





山門の受付で、拝観料500円プラス多宝塔特別拝観料500円を払い、境内へ。山門をくぐるとパッと視野が広がります。神護寺の魅力の一つですね。



まずは本堂で、薬師如来像を拝観です。



少し距離がありますので、細部までは分かりませんが、密教仏という印象を強く持つ御姿をしています。案内には

左手は掌に持たれた薬壷の薬によって悩める心、病める身体を健康に導き、右手の施無畏印の印相によって生きる貴さを悟らしめ、泰然自若とした信念を与えて下さることを表している。

とありました。

脇には日光、月光菩薩、その周りに十二神将と四天王が祀られていました。そして、左壇には弁財天、地蔵菩薩、右壇には如意輪観音、大黒天が安置されていました。

本堂を拝観した後は多宝塔へ。中には憧れの五大虚空蔵菩薩像がいらっしゃいました。向かって右から、青、赤、白、黒、黄色です。白と黄色は分かりにくいですが、他はその色が塗られていたことが分かります。

赤色の虚空蔵菩薩像はお顔が観心寺の如意輪観音像に似ていると言われていますが、確かに似ていると思いました。美しい仏様です。また青色の虚空蔵菩薩像は可愛い感じがしました。私的には五体の中、赤、青の二体が好きです。

五大虚空蔵菩薩を拝観した後はかわら投げへ。かわら投げの場所から見る景色は雄大で、とても素晴らしかったです。


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