門から境内に入るとすぐに「光源氏月見の池」と書かれた案内があり、池を見ましたが、水がなく、正直、ここで光源氏が月見をしたと想像するのは困難でした。

次は浜光明寺へ。こちらも境内には特に拝観するものはなく、善光寺式阿弥陀三尊石像の写真を撮ってお寺を後にしました。

しかし、帰宅した後、本を読むと、善光寺式阿弥陀如来三尊の石仏は嘉永大地震の供養のため造られたもので、「善光寺に参詣せずに亡くなった犠牲者を悲しんで建てたのではないかと思われる」とありました。いつも仏像を拝観する時は表面的なことだけではなく、内面的なこと(仏像を造らせた人の思いなど)を知ろうとしているのに、今回は完全に表面的なことだけを見ていました。大いに反省です。
善楽寺、無量光寺は以前ブログで紹介していますが、そこで紹介しなかった平清盛の五輪塔を紹介します。この五輪塔は清盛の死後、1182年に甥の忠快法印がその徳を偲び建立したものです。

隣接する円珠院には、宮本武蔵が作庭に当たったと伝えられる枯池枯山水庭園があります。案内には「小規模ではあるが、石組を中心として立面構成を重視し、視点による庭景の変化と遠近感を取り入れ、水墨画を思わせるような造りとなっています」とありました。

寺社巡りの後は魚の棚で、明石焼きを食べました。

魚の棚には厳島弁財天が祀られており、今年は厳島を訪れ、弁財天にお会いしたいと思います。

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