月刊致知5月号の河原成美さんの「内なる自分から信頼される自分となれ」より。

昨年の「3・11」を境に世界は大きなパラダイムシフトを迎えたと感じている。こういう時代の転換期にあって、会社を経営していくにあたり一番大切なのは
「変わらないために変わり続けること」
だと思う。私たちの会社には「ラーメンではなく、”ありがとう”をつくっている」という思いがある。

この思いを貫くためには、時代の変化に合わせて会社のあり方や仕組みを変えていかないといけない。十年前と同じやり方では淘汰され、結果、大切なことを伝えられなくなってしまう。

そしてこの原理原則は、個人も同じではないだろうか。私は「河原成美」としてこの世に生まれてきた。これは決して変わらないし、変わってもらったら困る。しかし「河原成美」としての誇りがあるならば、変わり続けなければならないと思う。

それは言葉を換えれば、「変化、成長し続ける」ということであり、「生涯修業」ということである。
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